教員情報 - 井上　直子

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（最終更新日：2023-07-11 17:29:20）

  イノウエ　ナオコ   Inoue, Naoko
  井上　直子
   キャリア区分   研究者教員

教育組織桜美林大学大学院国際学術研究科

職位教授

職歴

1.		都立清瀬小児病院非常勤心理職
2.		白梅学園短期大学学生相談室専任カウンセラー
3.		キリンビール㈱社員相談室相談員研修嘱託講師
4.		PAS心理教育研究所（私設心理相談）クリニカル・ディレクター／トレーナー
5.	2003～	社会福祉法人横浜共生会心理療法士
6.	1997～2002	桜美林大学国際学部 - 文学部臨床心理学講師
7.	2002～	桜美林大学・大学院臨床心理学助教授-准教授-教授
8.	2007/09～2008/08	派遣先（Widener大学 Institute for Graduate Clinical Psychology） Visiting Professor
9.		日本ルーテル神学大学非常勤講師
10.		国際基督教大学非常勤講師
11.		放送大学非常勤講師
12.		明治学院大学大学院非常勤講師
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学歴および学位

1.		国際基督教大学教養学部教育学科・心理学専攻卒業教養学士
2.		国際基督教大学大学院博士前期課程教育学研究科心理学専攻修士課程修了教育学修士（臨床心理学）
3.		国際基督教大学大学院博士後期課程教育学研究科（臨床心理学）博士課程単位取得満期退学

専門分野

臨床心理学　（キーワード：力動的，統合的，支持的（サポーティブ），個人心理療法，集団精神療法，支援者支援，インテーク面接，共感的理解，面接技法）

主な担当科目

学部：心理演習，専攻演習，卒業論文　院：臨床心理面接特論，臨床心理学特論ほか

教育活動

学部生教育では、自分の頭で考える力、それを表現する力、それを仲間と生産的に楽しむ力を育むことに重点を置いている。院生教育では、専門的な仕事を行う際の自分の特徴を知ること、原則を学ぶことと柔軟性を持つことの大切さを実感することに重点を置いている。いずれの場合も、生き生きとした討論の場を運営することを心がけている。

所属学会・協会等

1.	1989～	日本心理臨床学会
2.	1987～	日本集団精神療法学会
3.	1991/04～1992/03	∟ 第9回大会大会実行委員（渉外・プログラム委員長）
4.	1992/04～1994/03	∟ 集団療法点数化対策委員会委員
5.	2020～	日本心理療法統合学会
6.	2020～	∟ 監事
7.	2018/01～	M-GTA研究会
8.	1995～2003	国際力動的心理療法研究会
9.	1997/09～1998/08	∟ 第4回年次大会大会会長
10.	2002～2019	日本健康心理学会
11.	2014/04～2016/03	∟ 第28回大会大会準備委員
12.	2003～2019	日本精神分析学会
13.	1987～2019	日本心理学会
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委員会等

1.	2020～	日本心理療法統合学会監事
2.	2022/10～	一般社団法人東京プレイセラピーセンター設立時理事・副代表理事
3.	2007～2010	日本プレイセラピー協会監事

研究・実務活動等

1.	1989～1993	広島県教育委員会教職員研修プログラム開発・実践研究エンカウンターグループ導入５ヵ年プロジェクト広島県教育委員会委託研究
2.	1992～1994	集団精神療法効果研究厚生省委託研究
3.	1998～1999	心の教育のための教師トレーニングプログラムの開発（共同研究）＜基盤研究（C）No.10610139＞基盤研究（C）No.10610139
4.	2001～2002	心の教育のための教師トレーニングプログラムの開発（共同研究）＜基盤研究（C）No.13610164＞基盤研究（C）No.13610164
5.	2021/04～	Long-Term Effects of COVID-19の患者が抱える心理的苦痛へのグループセラピーによる治療可能性の検討 ―試行と効果検証を通して― その他の補助金・助成金
6.		臨床家の技法訓練および養成プログラム個人研究
7.		青年期心性個人研究
8.		福祉現場の早期退職（促進・抑制要因）個人研究
9.		家裁調査官に対する面接技法研修個人研究
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著書・論文等

その他

「海外文献紹介」
ジュディス・ラザソン
『デイハウスにおける統合精神療法』（単著） 1988/01

論文　

人格の治療的変化過程の一理論
（修士論文）（単著） 1989/01

論文　

集団精神療法訓練法としてのプロセスグループの可能性(Ⅰ) （共著） 1989/01

論文　

一般システムズ理論による個人力動と集団力動の治療的相互作用の仮説的理論構成(Ⅰ) （共著） 1991/01

論文　

「学術調査報告：厚生省提出資料」
集団精神療法の定義と効果（共著） 1993

日本語訳表示

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学会発表

1.	1988/02	集団精神療法訓練法としてのプロセスグループの可能性(Ⅰ)（日本集団精神療法学会第5回大会）
2.	1988/10	集団精神療法訓練法としてのプロセスグループの可能性(Ⅱ):事例分析による検討（日本心理学会第52回大会）
3.	1989/01	集団精神療法訓練法としてのプロセスグループの可能性(Ⅲ):プロセスダイナミックスと道具的介入（日本集団精神療法学会第6回大会）
4.	1989/11	一般システムズ理論による人格の不適応理論の検討（日本心理学会第53回大会）
5.	1990/01	一般システムズ理論による個人力動と集団力動の治療的相互作用の展開(1)：仮説理論の提出（日本集団精神療法学会第7回大会）
6.	1991/02	集団精神療法におけるセラピスト二者の相補的機能(1)：スーパービジョン・システムの機能と発達（日本集団精神療法学会第8回大会）
7.	1991/09	思春期臨床におけるバウンダリー通過の意義：登校拒否女子中学生の心理治療構造への適応過程（日本心理臨床学会第10回大会）
8.	1991/10	遊戯療法における治療構造(1)：精神分析的システムズ理論による理論的検討（日本心理学会第55回大会）
9.	1991/10	遊戯療法における治療構造(2)：事例分析による検討（日本心理学会第55回大会）
10.	1992/04	神経症者に対する精神分　　析的集団精神療法(1)：精神分析的個人精神療法への導入技法としての意義（日本集団精神療法学会第9回大会）
11.	1993/03	集団精神療法の定義と効果：集団精神療法の定義・技法の標準化に向けて（日本集団精神療法学会　第10回大会特別セッション）
12.	1993/09	精神分裂病の集団精神療法(1):治療効果の実態（日本心理学会第57回大会）
13.	1993/09	精神分裂病の集団精神療法(2):定義と治療効果（日本心理学会第57回大会）
14.	1993/09	精神分裂病の集団精神療法(3):効果研究の諸問題と今後の展望（日本心理学会第57回大会）
15.	1993/09	精神分裂病の集団精神療法(4):治療技法の構成（日本心理学会第57回大会）
16.	1993/12	自己心理学理論による遊戯療法の治療理論と技法の構成（日本心理臨床学会第12回大会）
17.	1993/12	陽性感情の恐れによる抵抗と治療同盟の形成過程（日本心理臨床学会第12回大会）
18.	1994/01	ＣＣＲＴ法の集団精神療法への適用の試み（日本集団精神療法学会第11回大会）
19.	1994/01	個人精神療法に影響を与える集団精神療法について（日本集団精神療法学会第11回大会）
20.	1998	引き蘢り・社会恐怖・人格障害に対する外来集団精神療法（日本心理臨床学会第17回大会ワークショップ）
21.	1999/09	ダウン症者への集団精神療法適用可能性（第4回国際集団精神療法学会環太平洋地域会議）
22.	1999/09	教師の対人ストレス：実態調査に基づくストレスマネージメントの提案（日本心理学会第63回大会）
23.	2007/09	大学生の集団活動とセルフモニタリング傾向の関連（日本心理学会第71回大会）
24.	2010/09	意図的に操作された映像が視聴者に及ぼす影響（日本社会心理学会第51回大会）
25.	2011/09	一方的な意見を採り上げた事件報道が是認思考と行動表出様式に及ぼす影響（日本社会心理学会第52回大会）
26.	2016/09	青年期の自己志向的完全主義傾向が抑うつに及ぼす影響（日本心理臨床学会第35回秋季大会）
27.	2017/11/19	青年期の自己愛傾向と依存性および自己対象体験との関連（日本心理臨床学会第36回大会）
28.	2017/11/19	大学生における自己愛傾向とソーシャルサポートの入手‐提供の互恵性および感情状態との関連について（日本心理臨床学会第36回大会）
29.	2017/11/19	大学生の友人関係と信頼感および孤独感との関連について（日本心理臨床学会第36回大会）
30.	2017/11/21	大学生の就職活動における先延ばし行動克服のプロセスの質的研究（日本心理臨床学会第36回大会）
31.	2021/09	ロールレタリングが特性罪悪感の高い青年期の否定的感情および自分への優しさに及ぼす影響（日本心理臨床学会第40回大会）
32.	2021/09	女性客室乗務員のキャリア移行における心理的プロセス：M-GTAを用いて描く昇進後の充実感・満足感へと繋がるストーリー（日本心理臨床学会第41回大会）
33.	2022/09	Long-Term Effects of COVID-19 (コロナ後遺症) の患者が抱える心理的苦痛と支援－オンラインでのグループセラピーから見えてきたこと－（日本心理臨床学会第41回大会）
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講師・講演

1.	1999/09/23	第４回国際集団精神療法学会環太平洋地域会議ワークショップ「応答構成」（東京）
2.	1989	教職員研修プログラム開発・実践研究エンカウンターグループ導入５ヵ年プロジェクト（広島県教育委員会）
3.	1991	心理療法の過程と実際（日精研心理臨床学院）
4.	1992	カウンセリング基礎講座（三鷹市北野ハピネスセンター）
5.	1992	スクールカウンセラー研修専修講座：ロールプレイの実際（東京都立多摩教育研究所）
6.	1994	看護のための臨床心理学の基礎（慶應義塾大学病院看護師研修会）
7.	1996/09/24	カウンセラーになるには（武蔵野女子大学文学部人間関係学科）
8.	1996/10/04	グループワーク技術（静岡精神保健センター精神保健福祉相談員資格取得講習会）
9.	1998	学級運営のための個の理解・集団の理解，学級内での教師の応答構成法：集団力学をベースにして（日本“心の教育”研究開発協会）
10.	1999	個人心理療法の始め方，心理力動の捉え方：個人心理療法における心理力動理解と展開技法（国際力動的心理療法研究会ワークショップ）
11.	1999	集団精神療法（法務技官研修課程応用科後期研修）
12.	1999/06/02	相談を受けるこつ（国際教育交流協会）
13.	2000/06/17	ガイダンス・カウンセリング演習（富士宮市カウンセリング実践講座）
14.	2002	事例検討（品川区教育相談センター教育相談専門研修）
15.	2002	調査実務研究（家庭裁判所調査官専門研修）
16.	2002/06/12	事例検討（青梅市教育相談所相談員研修）
17.	2002/08/21	学校教育相談の実際：児童・生徒の発達課題と教育相談（青梅市教育委員会主催学校教育相談研修ステップアップ研修）
18.	2004～	事例検討（新吉田地域ケアプラザカンファレンス）
19.	2004～	面接技法演習（家庭裁判所調査官養成課程後期研修）
20.	2005/02/07	集団心理療法の基礎（多摩少年院）
21.	2005/04/22	集団心理療法（神奈川医療少年院）
22.	2005/11/09	問題行動を起こさないでいる時のかかわりの重要性（社会福祉法人すずらんの会）
23.	2006/09/21	グループワーク（法務省矯正局性犯罪者処遇指導者研修）
24.	2007/07/26	グループワークの実践（法務省矯正局改善指導プログラム指導職員研修）
25.	2008	面接技法演習（さいたま家庭裁判所）
26.	2008/10/14	性犯罪防止指導グループセラピー（大阪刑務所）
27.	2009～	事例検討（横浜市樽町地域ケアプラザカンファレンス）
28.	2009	人間関係諸科学：面接理論，行動科学：面接理論（家庭裁判所調査官専門研修）
29.	2009～	面接技法演習（横浜家庭裁判所小田原支部）
30.	2010	面接技法演習（東京家庭裁判所立川支部）
31.	2010/09/30	事例検討（社会福祉法人特別区人事・厚生事務組合社会福祉事業団更生施設けやき荘）
32.	2012	ケースフォーミュレーション（沙羅の会）
33.	2013～	グループを学ぶ（NPO法人カウンセリングオフィスSARA）
34.	2017	調査技法研修（名古屋家庭裁判所）
35.	2019/03/26	折れない心のつくり方（横浜市港北区福祉保健センター高齢・障害支援課居宅介護支援事業者研修会）
36.	2019/08/25	講演「多（他）職種協働における心理師の専門性とは」・事例検討「事例から病院内・地域連携を考える」
37.	2020/10/19	養護者のメンタルヘルスについて学ぶ（港北区高齢者虐待防止事業者研修会）
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資格・免許

2019/03/11

公認心理師

1991/03

日本臨床心理士（日本臨床心理士資格認定協会）

2001/10

認定グループサイコセラピスト（日本集団精神療法学会）

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職務上の実績

●実務の経験を有する者についての特記事項
1.	1989/04～1994/03	「体系的訓練歴」　精神分析的個人・集団心理療法専門訓練プログラム修了（指導：小谷英文・平木典子）
2.	1990/05/16	「事例研究発表等」登校拒否女子中学生の沈黙と活動の世界（1）於：ＩＣＵセミナー　（指導：佐治守夫）
3.	1991/06/22	「事例研究発表等」登校拒否女子中学生の沈黙と活動の世界（2）　於：ＩＣＵセミナー　（指導：鑢幹八郎・平木典子・都留春夫）
4.	1992/04/20	「事例研究発表等」性格的問題への個人および集団精神療法　於：ＩＣＵセミナー　（指導：Morton Kissen,Ph.D.）
5.	1992/08/02	「事例研究発表等」シゾイド・パーソナリティー青年への復次統合的精神療法　於：東京心理臨床システムズアプローチ研究所セミナー（指導：Saul Tuttman,M.D., Ph.D.、ゲストコメンテーター：American Academy of Psychoanalysis会員10名）
6.	1994/09/22	「事例研究発表等」重度不安ヒステリー女子のネガティブ・エディプス葛藤　於：ＩＣＵ-名古屋大学合同心理療法セミナー
7.	1996/05/25	「事例研究発表等」自己臭を訴える思春期女子への個人心理療法過程　於：ＰＡＳ心理教育研究所セミナー　（指導：Saul Tuttman,M.D.,Ph.D.）
8.	1997/07/15	「事例研究発表等」重度神経症の精神分析的心理療法：強迫神経症に対する心理療法の理論的・技法的なポイント於：ＩＣＵセミナー　（指導：Saul Tuttman,M.D.,Ph.D.）
9.	1998/09/18	「事例研究発表等」引きこもり・社会恐怖・人格障害に対する外来集団精神療法　於：日本心理臨床学会第17回大会ワークショップ　（講師：小谷英文）
10.	2000/10/14	「事例研究発表等」引き籠もり青年とのサポーティヴ・サイコセラピィ於：慶應義塾大学医学部精神神経科学教室精神療法セミナー　（指導：Edward.L.Pinney Jr.,M.D.）
11.	2008/02/05	Discussant: Comment on “Cherishment: A Psychology of the Heart” by Dr. Faith Bethelard（於：Annual Institute Diversity Lecture, Institute for Graduate Clinical Psychology, Widener University）
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