言語種別 日本語
発行・発表の年月 1992/03
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 固定概念の罠
――MiriamとClaraについて
(査読付き)
執筆形態 単著
掲載誌名 『論集』(津田塾大学大学院英文学会紀要)
巻・号・頁 (13),2-13頁
概要 D. H. Lawrenceの小説Sons and Loversの中で、主人公Paulが愛する2人の女性、MiriamとClaraに注目し、彼女らがそれぞれ「家庭の天使」と「肉の女」という二分法にのっとって書き分けられていることを指摘。更にそれは、人間をパターンにあてはめて理解することに反対していたロレンスが、皮肉にも自らその過ちを犯していることを示している。