言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1986/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | A Study of Truman Capote's Style in “A Christmas Memory”
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『桜美林英語英米文学研究 紀要』 |
巻・号・頁 | (26),pp.233-247頁 |
概要 | Truman Capote の“A Christmas Memory”に見られる文体的特徴を考察した。彼の作品の中では穏やかな明るい特徴を持つ「daylight style」に分類されるこの小品の文体的特徴として挙げられるのは、口語的な語りであり、それは断片的な文、副詞句の頻繁な挿入などにみられる。また、時に言い古された慣用句などを使うことで素朴なイメージをかもし出しているが、対照的に繊細で著者独自の絵画的表現が随所にちりばめられて、モデルとなった著者とその友のお互いの強いつながりと他者からの疎外感が説明によるのでなく、注意深く選ばれた語彙や文法によって表現されている。 |
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