言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/10 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 中日航空交渉の政治過程
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『研究論集』 |
出版社・発行元 | 宇都宮大学国際学部 |
巻・号・頁 | (10),15-44頁 |
概要 | 第二次世界大戦以降、世界交通の主役は海上から空中へ、船から飛行機に転換した。人的交流でも、一部の貿易でも、空のネットワークに頼らなければならない。本論文は日中・日台関係のなかの最も重要な協定の一つである「日中航空協定」の交渉のプロセス及びその実施過程に対する考察を通して国家間における政治とビジネスとの連動・日本政局と台湾問題との連動関係を分析したものである。その中で、筆者は、日本側はどの企業(日本航空または全日空)を日中定期航空路線に就航させるか、これと関連して日本の国際線運営体制をどうするか、自民党台湾派またはその他の政治団体はどのようなロビー活動を展開したかについて、豊富な史料を掘り出して独自の見解を展開している。 |
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