言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/12 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 脳血管障害者の主観的健康統制感に関する研究
-多次元的健康統制尺度を用いて-
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執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『健康心理学研究』 |
出版社・発行元 | 日本健康心理学会 |
巻・号・頁 | 9(2),1-10頁 |
著者・共著者 | 共著者:笹田 哲、長田久雄
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概要 | リハビリテーションの場面では、患者の意欲が治療効果に大きな影響をもつ。本論文では、82人の脳血管障害者を対象として、患者のモチベーションと密接な関連のある、主観的健康統制感の特徴を明らかにすることを目的とした。本研究の結果、脳血管障害者の健康統制感は、左右の半球の損傷によるよりも、高次脳機能障害の有無によって、より大きな影響を受けることが示唆された。すなわち、高次脳機能障害のある人は、運や偶然への帰属が多かったが、リハビリテーションにおいては、こうした患者の帰属を、環境に主体的に働きかけ、自己の行動によって環境が変えられるという様式へと変えるようなアプローチも必要であると考察された。(結果の解析の一部、考察を共同で担当) |
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