言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 認知症の行動・心理症状(BPSD)に対する高齢者と家族介護者への援助スキル
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 桜美林論考 自然科学・総合科学研究 |
巻・号・頁 | (6),1-14頁 |
概要 | 在宅の認知症高齢者ケアには、家族介護者をはじめ、さまざまな専門職が関わっており、社会福祉専門職としては社会福祉士が代表的である。社会福祉士は、認知症の行動・心理症状(BPSD)に関して家族介護者や他専門職から相談を受けることが多く、BPSDに関する一般的な理解や知識と、個別的な理解や知識が欠かせない。しかし、社会福祉士養成課程では認知症高齢者に関する教育が不十分なため、実務に就いてから認知症やBPSDに関して学習することが多い。本研究では、BPSDを呈する在宅認知症高齢者と、家族介護者に焦点をあてた援助スキルの内容について検討することを目的として、在宅ケア支援にあたっている社会福祉士に自由記述による自記式調査票を配布し郵送で回答してもらった。質的分析の結果、回答者の「認知症高齢者のBPSDに対する意識・スキル・役割」と「BPSDを呈する認知症高齢者の家族介護者に対するスキル」の概念生成し考察を行った。結果として、認知症高齢者のBPSDをめぐる社会福祉士の役割と援助スキルの概念図を表した。 |
ISSN | 2185-0712 |
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