言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1989/03 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 梯明秀の生産判断論の論理構造について
|
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『中央大学大学院研究年報』文学研究科篇 |
出版社・発行元 | 中央大学出版部 |
巻・号・頁 | Ⅳ(18),87-99頁 |
概要 | 本稿は、梯明秀の論文「生産世界の判断過程」に内在することを通して、そこに展開される生産判断論の基礎付けを所謂「物質の現象学=形而上学」構想の具体化として理解し、さらにこうした基礎付けの持つ意義と限界を「全自然史的過程の思想」が孕む歴史的理性批判への意志と関連させて試みたものである。言い換えれば、モダニティにおいて顕著に発動する一切を徴発し用立てるイデアールな暴力としての「資本理性」に対して、梯経済哲学はどこまで抵抗の原理を持ちうるのかどうかを批判的に指摘・分析したものである。B5判 |
|
|