言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988/03 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 梯明秀の労働過程論と技術論について
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『中央大学大学院研究年報』文学研究科篇 |
出版社・発行元 | 中央大学出版部 |
巻・号・頁 | Ⅳ(17),77-89頁 |
概要 | 本稿は、戦前の日本で展開された技術論争においてユニークな思想を展開した梯明秀の論考に内在しつつ、梯経済哲学の骨格をなす労働過程論と技術論の論理構造を明らかにしようとしたものである。この試みによって明らかにされたのは、梯の言う労働過程が資本のめざす価値増殖過程には還元・回収さてつくさない根源的異質性としてありつづけており、またその点にこそ物象化された現状を打破し乗り越えるストラテギーとしての技術が物質の構想力=根源的大地として見定められていく論理構造が解明されている。B5判 |
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