言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/03 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | ある複文の中の助動詞
|
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『阪田雪子先生古稀記念論文集:日本語と日本語教育』 |
出版社・発行元 | 三省堂 |
巻・号・頁 | 147-162頁 |
概要 | 日本語の形式名詞タメには理由と目的という時間的前後関係の相反する二つの用法がある。これら二つの用法が識別される条件を従属句と主文の双方に求めながら、理由は目的に較べて遍在する因果関係であり、その実体の捉えがたいことを論証する。例えばナガラに継続と逆接の用法があるように、日本語の接続表現には、相反する用法の同居する例が多く見られる点で、日本語の複文一般の抱える問題がここには凝縮した形で見られる。
A5判 |
|
|