言語種別 | 中国語 |
発行・発表の年月 | 2005/11 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 従経済戦到石油外交: 20世紀70年代日本対中国大陸的石油貿易
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『上海師大学報』 |
出版社・発行元 | 上海師範大学 |
巻・号・頁 | 第34巻(第6期),125~130頁 |
著者・共著者 | 「従経済戦到石油外交: 20世紀70年代日本対中国大陸的石油貿易」(簡体字版) 単著 平成17年(2005年)11月 上海師範大学『上海師範大学学報』第34巻第6期 pp.125~130
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概要 | 本論文は抗日戦争時期の「対日経済戦」から日中国交正常化後の対日資源(石油・石炭)輸出までの中国側の対日資源外交の経緯を詳細的に分析したものである。中国は戦時中の苦しい経験から、1970年代までに原則的には自然資源を原料として西側諸国に輸出しない、かつ共同開発しない方針をとりつづけていた。日本との関係においても、いわゆる「工業品の日本、原料の中国」という貿易方式に対して抵抗していた。しかし、先進工業技術獲得のための外貨を稼ぐためには、中国は過去の感情的な資源ナショナリズムから脱却し、従来通り続けてきた資源政策を徐々に転換し始めた。本論文は中国の対日資源外交を周恩来が打ち出した近代化の一環として、また日ソ接近を牽制する一戦略として論述を展開した。 |
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