言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/01 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 井伊玄太郎における総合文明学の意義と射程――文明の再生原理と人権思想の交錯
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『桜美林論集』 |
出版社・発行元 | 桜美林大学 |
巻・号・頁 | (34),37-59頁 |
概要 | 本稿は井伊玄太郎(早稲田大学名誉教授・桜美林大学元教授)が生涯追求し続けた総合文明学の中心テーマが、宗教性・道徳性を内容とする心的活動の浄化作用への着目として捉え、その総合文明学の今日的意義と射程を明らかにしようとしたものである。具体的には、井伊の父母からの影響から最晩年の総合文明学の構想までを社会的キリスト者としての思想と行動という統一的な視点から明らかにし、かつそうした営為がもう一つの近代日本(=人権思想を積極的に受容する市民社会の形成)の可能性をたたえていたことを明示しようとしたものである。 B6判 |
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