言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/02 |
形態種別 | 著書 |
査読 | 査読あり |
標題 | 李恩民著『「日中平和友好条約」交渉の政治過程』
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執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 御茶の水書房 |
巻・号・頁 | 260頁 |
総ページ数 | 250 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 1978年に締結された「日中平和友好条約」について、「覇権条項」をめぐる両国の意見対立が交渉難航の主因であるとの説は「常識」となっている。また、外交交渉は政府の役目であることから、これまでの研究は政府レベルの交渉だけに注目して、民間と財界の動きを見過ごしている。そこで、本書は同条約の締結をめぐる政府・民衆・財界のそれぞれの思惑と行動を綿密に考察した。それを通して通説を批判し、日中政治外交交渉の新しい一面を明らかにした。本書の意義は、日本内外においてまだ十分に明らかにされていない日中外交交渉の実像を、一次文献史料(情報公開法に基づき公開された極秘扱資料)と元外交官や元国会議員への聞き取り調査をもって極めて細密に描き出した点にある。
A5判 全260頁 |
ISBN | 4-275-00361-6 |
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