言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/03 |
形態種別 | その他 |
標題 | 比較研究の貴重な成果――二つの人類史像の交錯と臨界点
|
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『週刊読書人』 |
巻・号・頁 | (2428) |
概要 | 思想史において対等に比較されることのないオーギュスト・コントとカール・マルクスの人類史像の意義と限界を内在的に比較分析した村井久二『コントとマルクス――「コント=マルクス型発展モデル」の意義と限界』(日本評論社)について批評したものである。具体的には、社会や歴史の文脈のなかで科学的思想を捉えようとしたA.コントの総合的な実証主義哲学の構想は、K.マルクスの発想法をも深層において枠づけるほどの知の強大な地殻変動であったとの村井教授の主張をめぐって、その意義と限界を評者の立場から考察したものである。 (4面) |
|
|