| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/03 |
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
| 標題 | エラスムス、1517年5月30日付トマス・モア宛書簡ー『平和の訴え』に関する一断片
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| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 桜美林大学研究紀要 人文研究 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 桜美林大学 |
| 巻・号・頁 | (5),93-104頁 |
| 総ページ数 | 12 |
| 概要 | エラスムス書簡より1517年5月30日付トマス・モア宛書簡を訳出し、その内容の検証とともに『平和の訴え』との関りを論じる。モアに贈る予定であった絵画の進捗状況、『ユートピア』をバーゼルに送ったことなど親しい友人としての報告にはじまるこの書簡には、『平和の訴え』執筆の背景となったイタリア戦争に関わるシオンの司教マティアス・シネールとの対話、皇帝マクシミリアン1世、ブルゴーニュ公シャルル、ユトレヒト司教フィリップらヨーロッパ政治の中枢ともいえる人物たちの動静が報告されており、ここにはイタリア戦争に関わる情勢の、書簡による歴史的証言が記されている。 |
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