言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | イタリア戦争をめぐる二つの相貌ーマキアヴェッリ『君主論』およびエラスムス『平和の訴え』
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『桜美林世界文学 特集 文学と戦争』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 桜美林大学世界文学会 |
巻・号・頁 | (20),15-28頁 |
総ページ数 | 14 |
著者・共著者 | 海津淳
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概要 | イタリア戦争は1494年フランス王シャルル8世によるナポリ継承権を主張してのイタリア侵攻に端を発するが、それは中世を貫く神聖ローマ皇帝とコムーネの確執にはじまるイタリア領有をめぐる戦いの、ルネサンス期における変奏に他ならない。マキアヴェッリ『君主論』とエラスムス『平和の訴え』は、その全く相違する主張にも拘わらず、イタリア戦争を主軸とした観点において、両者の政治的・思想的立脚点と歴史的意義を明確化するのみならず、イタリア戦争という事象の二つの相貌を浮かび上がらせるのである。 |
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