言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/06 |
形態種別 | 著書 |
標題 | イギリス小説の愉しみ
|
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 音羽書房鶴見書店 |
著者・共著者 | 編者:富山太佳夫
共著者:原英一・塩谷清人・山本和平・仙葉豊・向井秀忠・服部典之・海老根宏・松井優子・佐々木徹・糸多郁子 他19名
|
概要 | 本人担当部分:「『ロスト・ガール』、映画、ミュージック・ホール――労働者文化をめぐる二つの虚構――」を単著。
D. H. Lawrenceの小説The Lost Girlでは、登場人物達が映画を批判しミュージック・ホールを賛美する場面がある。この両者に対する態度の違いは、ロレンスの肉体を重視する思想から生じているのだと従来考えられてきた。しかし当時の言説を考慮すれば、知識人達が労働者文化に対して与えた二つの相反するイメージがそれらに投影されていることがわかる。このテクストにおいて、映画は「大衆文化」の、そしてミュージック・ホールは「真の英国の民衆文化」のシンボルとして機能している。 |
|
|