言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 認知症の人との対面経験の心理的受け止め方と認知症のスティグマとの関係性
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執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 桜美林大学研究紀要.総合人間科学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (1),41-54頁 |
総ページ数 | 14 |
担当範囲 | 分けることができない |
著者・共著者 | 顧 徐、野村知子
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概要 | 本研究では、どのような対面経験の心理的受け止め方がスティグマに影響を及ぼすかについて明らかにすることを目的とする。心理的受け止め方を測定する尺度が先行研究には見当たらなかったので、対面経験を測る尺度の開発も目指した。開発した対面経験の心理的受け止め方は、「肯定的回想」「否定的回想」「再評価傾向」の3因子で構成された。
①認知症のある人の人間性についてのイメージでは、認知症の介護及び症状知識、精神的負担、対面経験の肯定的回想と有意な関連性がみられた。②認知症のある人との関わりを避ける行為である「排除」では、症状知識、精神的負担、肯定的回想、再評価傾向と有意な関連性がみられた。③認知症の人の行動についての印象である「行動イメージ」では、介護知識、症状知識、身体的負担、精神的負担と有意な関連性がみられた。④「もし自分が認知症になったら」という仮定において、自分自身に関わる見方である「自己」では肯定的回想、否定的回想と有意な関連性がみられた |
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