言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 集団(家族・友人・大学・アルバイト先)に対する帰属意識と自尊感情および他者受容との関連
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執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 桜美林大学心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 10,44-58頁 |
著者・共著者 | ◎諸星 眞子、山口 一
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概要 | 本研究では青年期にある 18 ~ 25 歳の男女大学生を対象に,家族や友人,大学,アルバイト先といった様々な集団に対する帰属意識について,質問紙による調査を実施した。その結果,家族に対する帰属意識の高さは男性より女性が高いことが判明した。各集団への帰属意識の高さについては,男性は友人>家族>アルバイト先>大学の順番で高い結果となり,女性は友人,家族>アルバイト先>大学の順番で高い結果となった。また,相関分析の結果,男女とも各集団への帰属意識が高いことが自尊感情が高いことに,女性では友人への帰属意識が高いことが,男性では友人,家族,アルバイト先への帰属意識が高いことが他者受容が高いことに有意に関連していることが示唆された。さらに,どの集団にも帰属意識を持たない人に比べ,帰属意識の高い集団を 3 種類持つ人は,自尊感情や他者受容が高い結果となった。 |
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