言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 日本の学校との出会いによる文化的アイデンティティの揺らぎ:マジョリティであった『外国語指導助手』の場合」
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本における文化接触研究の集大成と理論化』 |
出版社・発行元 | 研究代表:箕浦康子、課題番号12610118、平成12年度~13年度科学研究費補助金基礎研究(C)(2)研究成果報告書 |
巻・号・頁 | 63-84頁 |
概要 | 母国で民族的にマジョリティ(ヨーロッパ系)であったALTの事例で、彼らの日本滞在における文化的アイデンティティの位置取りの縦断的変化を、対人場面と教育場面において検討した。位置取りのパターンは、「職場・対人へのコミットメントの強さ」と「行動スキル」の有無が関係しており、これらを両軸とした4つのパターン、すなわち、「抵抗」、「回避」、「形式的同化」、「ハイブリッド」が明らかになった。この位置取りには、個人の独特の情動が関係しており、また、その位置取りには、日本人からの様々な肯定的・否定的な表象の影響を受けていることが明らかになった。 |
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