言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「アクティブラーニングのオンライン化のプロセスと学習効果:異文化シミュレーション『エコトノス』をもとに」
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 桜美林大学研究紀要人文学研究 |
巻・号・頁 | (2),282-289頁 |
概要 | 異文化トレーニングの多くの優れた活動はコロナ禍以前は「対面」を前提とするものであった。本稿では対面で行われる異文化シミュレーション「エコトノス」を例にとり、オンライン化のプロセスを明示し、その効果を記述するものである。
対面での優れた学習活動をオンラインで効果的に行うためには、①専門科目の担当者と ICT の専門家との協働、②日々の授業を実践しながら PDCAサイクルを継続、③オンライン授業で有効な Zoom 操作を意識したカリキュラム・デザインの必要性が示唆される。つまり、対面授業での学習者の行動を抽出し、オンライン用のデザインと教材改訂が必要になる。その教材改訂及びリハーサルなどの準備時間、ICT 活用に対するアドバイザーの確保と協働が新たな課題になる。
また、オンライン「エコトノス」に参加したフォーカスグループ・インタビューではオンラインい懐疑的であった参加者全員がオンラインにおいても「深い気づき」が得られ、対面と類似した学習効果があることが認められた。 |
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