言語種別 日本語
発行・発表の年月 2024/11
形態種別 その他論文
標題 女性管理職比率の増加が意思決定の質に与える効果ー性別の多様性と認知的多様性の関係に関する実証研究-
執筆形態 単著
掲載誌名 人材育成学会2024年度年次大会報告要旨集
掲載区分国内
出版社・発行元 人材育成学会
総ページ数 6
著者・共著者 坂本雅明
原著者 Masaakib SAKAMOTO
概要 「ダイバシティ2.0」の名のもとに、日本では政府も企業も女性比率の向上に躍起になっている。経済産業省はその効果の一つとして、イノベーションや価値創造を挙げている。しかし、学術的には、性別の多様性がパフォーマンスにつながるとは考えられていない。他方で、多様性が意思決定の質にプラスの影響を与える要因として、思考様式が多様であること(認知的多様性)と偏らない意見が述べられること(意見の多様性)が挙げられている。そこで、企業内の意思決定に限定し、性別によって思考様式および意見に差があるかを統計分析した。その結果、思考様式の違いはほぼ見られず、意見の違いは性別固有の立場や知識に関係する問題に限り認められた。この結果からは、女性比率の向上がイノベーションに寄与するとは考えにくい。ただし、女性の立場や女性が保有する知識が必要な検討テーマに限っては、女性比率向上が意思決定の質にプラスの影響を与えると考えられる。