言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 職業アイデンティティ・ショックと対処方略――来日インドネシア人看護師候補者の自己をめぐる意味の再編過程
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 質的心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 2018(17),185-204頁 |
著者・共著者 | 浅井亜紀子
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概要 | 本研究は,二国間経済連携協定で来日したインドネシア人看護師候補者が,日本の職場で感じた否定的情動とそれへの対処を,自己をめぐる意味の再編に着目して検討した。計9名の候補者に半構造化面接を行い,インドネシアの病院,看護学校で調査も行った。候補者は母国では「正看護師」であったが,日本では「看護助手」を表す制服や名札をつけ助手の職務に制限されることにショックを受けていた。その否定的情動は「看護師職への思い入れ」が強い候補者の場合に増幅した。日本滞在を継続するためには否定的情動に対処する必要があった。対処方略の一つは「看護助手としての私」を甘受することであった。自身の日本語の限界を認識し,看護師として機能不全となるのを回避するため「自己評価基準の変更」をした。また収入や旅行など仕事領域以外でのメリットに目を向ける「評価領域の変更」をして否定的情動を緩和した。 |
researchmap用URL | http://www.jaqp.jp/JJQPabst/JJQP_17_2018_185-204_abst.pdf |
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