言語種別 | 中国語 |
発行・発表の年月 | 2000/12 |
形態種別 | 翻訳 |
査読 | 査読あり |
標題 | 浜口允子著、李恩民訳「地富成份劃分考」(論文集『近代中国社会、政治与思潮』収録 )
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『近代中国社会、政治与思潮』 (南開大学近代中国研究中心・南開大学歴史学院編) |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | 天津人民出版社 |
巻・号・頁 | 121-137頁 |
担当区分 | 責任著者 |
概要 | 原論文名:地主富農階級区分考(『中国-社会と文化』第12号、1997年6月(中国社会文化学会)掲載)
中国農村社会は、全き基礎社会であるが故に、多様さを全て含む社会であり、その故にその秩序構想には弾性が求められざるを得ない。従って中国の土地改革及びその後の歴史においても、許容できない一部の地主富農を打倒し排除した後は、階級区分の決定という固い取り決めが行われた後も、なお幾つかの「指示」を通して定められた区分に現実に穴をあけ、柔軟性の回復につとめてきたのである。本論文は上記の問題設定に基づいて、中国の土地改革に際して行われた階級区分において、打倒の対象となる地主富農に区分されたものは、革命、建国及び建国後の過程で社会的にいかなる位置付けを与えられたかを分析した。
B5判 全448頁 |
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