言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 新しい脊柱後彎の定量的測定方法の提案 小型ジャイロセンサを用いた測定の再現性および妥当性の検討
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執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 理学療法学 |
巻・号・頁 | 41(6),331-337頁 |
著者・共著者 | 植田拓也,柴喜崇,水野公輔,佐藤春彦,渡辺修一郎
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概要 | 神奈川県S市のラジオ体操会会員から募集した中高齢者96名(平均年齢72.7±6.2歳)を対象とし,小型ジャイロセンサ内蔵の姿勢測定装置により脊柱後彎角度,Kyphosis indexを算出し,脊柱後彎角度の2回および3回連続測定の再現性,妥当性を検討した.脊柱後彎角度の再現性では、2回連続測定でICC(1,1):0.967(95%CI;0.951-0.978),3回連続測定でICC(1,1):0.956(95%CI;0.941-0.970)と高い再現性が得られた.脊柱後彎角度とKyphosis indexの間には有意な中等度の相関(全参加者r=-0.63,男性r=-0.64,女性r=-0.62)がみられ,脊柱後彎角度測定の妥当性が確認された.姿勢測定装置による脊柱後彎角度測定は,再現性および妥当性が高く,臨床現場において簡便に実施可能な円背の定量的測定方法であることを示した. |
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