言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 独居認知症高齢者へのSmart home利用の包括的アセスメント・評価枠組みの開発 文献レビューと介入研究事例の統合から
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執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 聖路加看護大学紀要 |
巻・号・頁 | (39),10-19頁 |
著者・共著者 | 亀井智子, 藤原佳典, 細井孝之, 深谷太郎, 野中久美子, 小池高史, 渡邊麗子, 澤登久雄, 松本真澄, 渡辺修一郎, 田中千晶
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概要 | 独居認知症高齢者の在宅生活の質、および生活のモニタリングによる安全を促進する観点から、Smart home利用時のアセスメント・評価枠組みを開発した。方法は文献のメタ統合、およびSmart home新規利用者のモニタリング結果の分析を並行して行い、(1)個人・家族背景、(2)最適なモニタリング方法、(3)モニタリング内容、および(4)Smart home利用成果の項目別にアセスメント・評価項目を統合した。Smart home利用による成果の主な評価項目は、本人の安全・自立した一人暮らしの継続、トイレ・台所他居室の使用回数、睡眠と活動(動き)の場所と量、QOL/健康関連QOL、入院・入所の回避他「健康的な生活リズム」を評価する項目であった。離れて暮らす家族・介護者については、家族からみた課題の解決度、満足度他、自宅内環境では、Smart home技術が本人のニーズに合致しているか、地域包括システムでは専門職からみた問題の解決度、業務量、満足度他、また、ヘルスケアの経済面についてのインパクトをアセスメント・評価枠組みとすることが可能であると示唆された。 |
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