言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本・インドネシア経済連携協定による看護人材受入れをめぐる組織コミュニケーション ―政府間における意味生成と共有過程に注目して―
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執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 多文化関係学 |
出版社・発行元 | 多文化関係学会 |
巻・号・頁 | 8,17-33頁 |
著者・共著者 | ◎浅井亜紀子 宮本節子
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概要 | 本研究では、EPAスキームによるインドネシア人看護師の受入れという具体的な事例をもとに、日本とインドネシア政府間で意味がどう共有され、またズレはどのように起こるのかを検討し、また、そのズレに政府内の各省庁間の思惑がどのように絡んでいるのかを分析した。インドネシアおよび日本の政府機関への聞き取りを中心とするフィールドワークと資料収集は、2008年4月から2011年3月にかけて行われた。その結果、組織コミュニケーションにおける意味のズレには、(1)EPAスキームの目的の不明確さ、(2)政府間の力関係、(3)政府内のコミュニケーション不足、(4)言語に付与される文化的意味の違い、(5)社会歴史的コンテキスト、といった要因が複雑に作用することが明らかになった。 |
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