言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 東日本大震災と知の役割
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執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 勁草書房 |
概要 | 本書は2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所過酷事故を受けて、大学が担うべき知の責任と役割をあらゆる専門の壁を乗り越えて問い、再検討を試みたものである。
全305頁
本人担当部分:「第Ⅳ部 われわれはこれからどうすべきか 第18章 科学技術文明の暴走と福島第一原子力発電所過酷事故の意味を問う―3・11の衝撃と学知の脱構築」(pp.287~305)
本論文は、人類史と社会体の普遍的構成力学という筆者の独自の見地から、現代の科学技術を社会体の合理性の過剰合理性への転化と暴走としてとらえ、さらにM・ハイデッガーとH・ヨナスの科学技術文明批判を手がかりにして、福島第一原子力発電所過酷事故の意味、ならびに学知の脱構築と脱原発依存の不可避性を明らかにしたものである。 |
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