言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/11 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 二つの四階層モデル―『文型』と『構造』のための読書ノート
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『基本文型の研究』 |
出版社・発行元 | ひつじ書房 |
巻・号・頁 | 187--199頁 |
概要 | 林四郎『基本文型の研究』(明治図書1960)は,ながらく絶版のままだった。1970年前後に大学に入学し,ことばの研究を始めた世代は,ほとんど例外なく南不二男『現代日本語の構造』(大修館書店1974)の紹介によってこの本の存在を知る。日本語では,述部の活用形,形式名詞,接続助詞などの連鎖によって従属句が形成され,文の中央に分布する。南は従属句によって,述部に後続する単語が異なることに着目し,さらに前方でおなじ述部に従属する名詞や副詞との並行性を見いだす。林の提唱するモデルとの類似は結果にすぎないことを,二つのモデルが大きく相違する着眼点を指摘しながら論ずる。 |
ISBN | 978-4-89476-696-9 |
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