言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/05 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | グランヴィル・バーカーの修行時代
―<舞台協会>とバーカー―
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 劇:Drama |
出版社・発行元 | 劇場文化・ドラマの会 |
巻・号・頁 | (23),7-11頁 |
概要 | フェビアン協会が中心になって1899年に設立された<舞台協会>は、ショーの『わからんものですよ』で幕を開けた。その8年前に<独立劇場>が活動を始めていた。<舞台協会>は<独立劇場>以上に、劇団というより研究会のような性質のゆるやかな集まりであり、上演は商業演劇が休みの日曜に限られていた。ここでバーカーは様々な試行錯誤を繰り返し、ときにはアクター・マネージャーと対立することさえあった。メーテルランク、ウィリアム・シャープらのシンボリックな作品を演出する試みも行っていた。また同時期に自作戯曲『浪費』の上演も経験していた。この作品は検閲によって公開が禁止されていたために<舞台協会>での試演という形をとったのであった。 |
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