言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1986/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | A Detecting Method for The Fetal QRS Complex with a Small Amplitude
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執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | The Journal of Medical Systems |
巻・号・頁 | 10(4),pp.307-320 |
著者・共著者 | Fumihiko YANO and Satoki P. NINOMIJA
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概要 | 母胎腹壁から計測される胎児心電図には胎児の心電図成分だけではなく、母胎心電図成分、母胎筋電図や雑音が含まれていて、胎児心電図成分だけを抽出することが困難であった。胎児心電図成分だけを取り出すことができれば、胎児の心臓の時間的変動の様子を観察でき、またその波形の形状から心機能を推定することも可能となる。しかしながら、胎児の心電図成分よりも不必要な信号成分多く、従来のSN比の概念では処理できない。そこで、本研究では信号の周期と雑音の特性に着目し、胎児心電図成分検出法を開発した。その結果、もはやSN比の概念が適応できない悪構造をもった信号に対しても本研究が有効であることがわかった。
(B5判) |