言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 介護保険制度下の在宅介護支援センターの現状と課題
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本在宅ケア学会誌』 |
巻・号・頁 | 4(3),27-31頁 |
概要 | 平成12年4月より施行された介護保険制度が在宅介護支援センターにどのような影響を与えているかを、ケアマネジメント機能を媒介としてその実態を明らかにした。制度施行前までケアマネジメント機関の機能を果たしてきた在宅介護支援センターは、保険化されたケアマネジメントによる多大な影響によってニーズアセスメントやケアプラン作成が不十分でその結果、ケアマネジャーの質が問われていることを分析した。制度導入以前に機能していたケアマネジメントが困難性を帯びていること、相談援助の形骸化により要介護高齢者や家族の生活全体を本質的に支援できず、基盤のゆらいだ希薄なケアマネジメントを招く恐れがあることの課題を論じ、高齢者がどのような状態になっても人間としての尊厳が守られるケアマネジメントの確立を提言した。 |
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