| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2004/06 |
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
| 招待論文 | 招待あり |
| 標題 | 多摩ニュータウンにおける「伝統」と地域社会の紐帯──失われた獅子舞と神社再建をめぐって
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| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 『民具マンスリー』37(3) |
| 出版社・発行元 | 神奈川大学日本常民文化研究所 |
| 巻・号・頁 | 1-10頁 |
| 概要 | 東京都多摩市の落合白山神社に伝承されていた獅子舞を事例に、既存の地域社会が大規模なニュータウン開発に巻き込まれることによって、地域の伝統や歴史性をどのように再確認していったのかを検討した。1960年代から始まるニュータウン開発により神社の移転・再建を余儀なくされると、氏子たちは1940年を境に途絶えていた獅子舞に地域の伝統を象徴し得るものとして文化財的な価値を見出す。こうして地域アイデンティティを獲得し、伝統的社会関係が再編成されていったプロセスを描き出した。 |
| ISSN | 09123253 |
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