言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | だれのための真実か――和平プロセス時の自伝文学
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 桜美林論考 人文研究 |
巻・号・頁 | (創刊号),59-72頁 |
概要 | ポストモダンの到来とともに、自伝的著述をめぐり、歴史と文学の境界線のあいまいさが再認識され、二つの領域が歩み寄り始めているといわれる。本稿では、20世紀終わりから21世紀初めにかけて、グアテマラの民族独立を訴えてノーベル平和賞を受賞したRigoberta Menchuの著作が引き起こした「真実」をめぐる問題と、南アフリカの真実和解委員会でいくつもの「真実」を受け入れなければならない状況を克明に記したAntjie KrogのCountry of My Skullを通して、自伝的著作における「真実」は何かを考察した。 |
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