言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | イェイツの詩における「森」について
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 桜美林英語英米文学研究 |
巻・号・頁 | (49),77-90頁 |
概要 | イェイツの詩には、少年時代を過ごしたアイルランド西部スライゴーを髣髴とさせる自然描写が随所にみられる。なかでも、古来多くの文学者たちにとって重要なテーマとなってきた「森」に注目し、アイルランドの歴史や政治と密接につながった森の変化を背景に、ロマンティックな神話伝説の記号としての「森」から始まり、アイルランド農民の語る民話に耳を傾け、グレゴリー夫人所有のクール荘園で知ったゲール語名の「木」や「森」を再認識する段階を経て、民間伝承に基づいたより民俗学的、土俗的な「森」へと、イメージが変容していく様子を辿る。 |
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