言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 本学学生の精神健康に関する研究(査読付き)
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本女子体育大学紀要』 |
巻・号・頁 | 30,21-29頁 |
概要 | 本学学生の精神健康を抑うつの観点から実態を明らかにし、その背景を探求することを目的とし、抑うつの自己評価尺度であるCES-Dを用いて1999年7月に行った。主な結果は以下の通りである。(1)今回の調査で学生の32.7%が、高い抑うつ状態であり、1991年の調査より高い抑うつ状態の割合が増えていた。(2)今回の調査で8.1%の学生が重度の抑うつ状態であり割合も増加していた。(3)高い抑うつ状態をつくりだす背景としては、依存度が高い、イイ子度が高い、情緒的支援者が少ないことが特に影響力を及ぼすことが認められ、前回の調査より情緒的支援者が減っていた。また、この3つの要因には、互いに相関関係があった。(4)高い抑うつ状態は、多いストレス、朝食を抜きがちである、部・同好会に入っていないことが、相関関係にあった。 |
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