言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | アメリカにおける鉄鋼独占体制の展開と加工鉄鋼業者―1920年代前半の基点価格制問題をめぐって―(2)
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『桜美林エコノミックス』 |
出版社・発行元 | 桜美林大学 |
巻・号・頁 | (35),25-38頁 |
概要 | ここでは、前稿の考察を踏まえ、鉄鋼企業による基点価格制擁護の論理と同制度の実際の運用を連邦取引委員会(FTC)の1次史料をもとに考察した。なぜベスレヘムなどの独立鉄鋼企業も基点価格制を擁護したのか理論・実証両面から分析し、自らの市場圏外に販売する際の「国内ダンピング機能」の構造を明らかにした。FTCは1924年に基点価格制停止命令を出したが、その後の複数基点価格制への移行後も「国内ダンピング」の基本構造に変わりはなかったことも明らかにした |
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