言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 幼児期の性差のステレオタイプの形成と月齢との関連性
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 幼年児童教育研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 兵庫教育大学幼児教育講座 |
巻・号・頁 | (12),13-22頁 |
概要 | 幼児期にいかに性差について認識し、ステレオタイプ化されているのかについて調査を行った。
保育所において、3歳から6歳までの子どもに男子と女子の絵を描かせて、月齢における共通性を見いだした。
結果は、性についての認識および、ステレオタイプ化は4歳頃から始まっている。そして、そのステレオタイプは、すでに6歳児の持つステレオタイプと同様であるという結果になった。
アメリカで80年代末に登場したアンタイ・バイアスエドケーションは、それまでの多文化主義教育からの転換を図るものであった。幼児期における偏見の習得過程に着目したこの理論は、今後の日本の人権教育に有効であると考えた。 |
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