言語種別 日本語
発行・発表の年月 1995/07
形態種別 翻訳
標題 スティーヴン・ルークス
『現代権力論批判』
執筆形態 単著
出版社・発行元 未来社
巻・号・頁 全145頁
概要 本書は、Steven Lukes, Power: A Radical View, 1974.の全訳である。訳注(p.121~p.133)、訳者解説(p.134~p.145)を含む。なお、小著とはいえ、本書は従来の欧米の権力理論史を、R.ダールらの行動主義の権力観(一次元的権力観)からバクラック=バラツらの行動主義批判の権力観(二次元的権力観)への前進として簡潔に跡づけながら、さらにそれらを包摂しつつ乗り越えるルークス自身の立場からの三次元的権力観を提唱したものとして、国内外において注目され高く評価されたものである。なお、本翻訳書は『哲学・思想事典』(岩波書店)や『現代倫理学事典』(弘文堂)、『政治学事典』(弘文堂)をはじめ、種々の著書・論文において引用され、かつ権力論の基本文献として挙げられている。
B6判