| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2008/03 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 招待論文 | 招待あり |
| 標題 | 博物館の「危機」と歴史展示──懐かし系/ロマン系展示から見る歴史系博物館の課題
|
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 『歴史学研究』(838) |
| 出版社・発行元 | 歴史学研究会 |
| 巻・号・頁 | 7-13頁 |
| 概要 | 近年の博物館においてブームとなっている、昭和30年代の懐かしい雰囲気を取り入れた「昭和ノスタルジー展示」について批判的に検討した。これらの展示では、「貧しくても希望に満ち溢れていた時代」として、ポジティブな側面のみが切り取られて描き出される反面、ネガティブな側面については積極的に触れられることがなく、さらに、学術研究の成果として提示されるべき博物館の展示において、昭和30年代社会が、その地域性を脱色された上で「懐かしさ」という要素によって一面的かつ普遍的に表象されていることなどを指摘した。 |
| ISSN | 03869237 |
|
|