| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2010/07 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 標題 | 高齢者の生活機能と食
|
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | Geriatric Medicine |
| 出版社・発行元 | ライフ・サイエンス |
| 巻・号・頁 | 48(7),889-894頁 |
| 概要 | 食との関連が取りあげられる病態は,主要死因から,生活機能の低下および要因となる認知症やサルコペニアなどに広がってきた.高齢者は,さまざまの要因から栄養障害をきたしやすいが,栄養状態の低下は種々の水準の生活機能の低下を引き起こす.これは,食が単に栄養を補給する作用だけでなく,薬理作用,満足感を高める作用,社会参加を促す作用など多様な意義を有しているためと考えられる.とくに運動を伴う動物性食品の適切な摂取は,サルコペニアの予防や認知機能の維持を介して身体的生活機能の維持に貢献していると考えられる.敬遠されがちな動物性食品や油脂類を含めた多様な食品をとり,質の高い食を希求していく必要がある. |
| ISBN | 978-4-89801-356-4 |
|
|