言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 帝国の危機と女性―H. G. ウェルズ『アン・ヴェロニカ』
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『津田塾大学紀要』 |
巻・号・頁 | (28),165-179頁 |
概要 | H. G. Wellsの小説Ann Veronicaにおいて、ヒロインのアンが女性参政権運動に参加するほど進歩的な女性に見える一方、最終的には保守的な結婚生活を送ることになるのはなぜかを取り上げ、20世紀初頭の英国社会が女性に「母になること」を強く求めていた歴史的事実を指摘。帝国維持のために優秀な子供を産むべしという社会の要求が小説に反映している、と論じる。 |
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