言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1987/03 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 料理の文章における提題化の役割
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『計量国語学と日本語処理―理論と応用―』 |
出版社・発行元 | 秋山書店 |
巻・号・頁 | 285--303頁 |
概要 | 日本語の料理を解説するテキストには係助詞ハが頻出する。料理の作り方には順に番号が振られているが、必ずしもその順番通りに料理を作りはじめるわけではない。この意味で一つの料理には複数の入り口(下ごしらえ)があると考えられ、係助詞の働きは読者にその入り口を知らせることにあると考えられる。このような仮説にたち、反例まで射程に納めた説明を試みるには、動詞の持つ統語情報を考慮に入れる必要性を説く。
A5判 |
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