言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/03 |
形態種別 | 翻訳 |
標題 | スティーヴン・ルークス 「マルクス主義者は人権を信奉できるか」(「訳者あとがき」を含む)
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『長野大学紀要』 |
出版社・発行元 | 長野大学 |
巻・号・頁 | 15(4(通巻第59号)),507-521頁 |
概要 | 本翻訳は、Steven Lukes, Moral Conflict and Politics,1991,に収録されたルークスのマルクス主義批判の論文(Can a Marxist Believe in Human Rights ?)の紹介であり、「訳者あとがき」(p.150~p.152)において、その今日的意義が明示されている。ルークスによれば、マルクス主義は自らの思想の根源に道徳を置きながら、道徳上の諸問題、例えば正義や権利、目的と手段をめぐる戦術・戦略の合法性問題などに対して適切に対応できなかったし、またその結果として、不正義や人間の諸権利の侵害などにも適切に対応できなかったのである。この指摘は極めて重要なものと考えられる。 B5判 |
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