言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/01 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 演劇と映画
―複製技術時代のドラマと演出―
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執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 晃洋書房 |
巻・号・頁 | 62-80頁 |
著者・共著者 | 編者:青木孝夫
共著者:山内登美雄、河原俊雄、曽根幸子、岸田真、井上優、加藤徹、佐藤正樹、加藤博子、青木孝夫、村瀬延哉、島谷謙、西村雅樹、中村裕英、ジェローム・シャピロ、三木直大、村山匡一郎、アンリ・グイエ
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概要 | 最新芸術である映画と最古の芸術である演劇を「ドラマ」として捉える視点からまとめられた研究書。
A5判 全409頁
本人担当部分:「ゴードン・クレイグの舞台美術―『王位継承者』の上演を中心に―」(62頁~80頁)を単著
<モスクワ芸術座>の「ハムレット」(1911)から上演現場を離れていたクレイグがコペンハーゲンで演出した「王位継承者」(イプセン作、1926)に関する研究論文。上演に至るまでの過程と、上演の様子を詳細に述べる。また、それまで具象性が追求されていた舞台美術に、クレイグは抽象という理念をもちこんだ。具象から抽象への変換は、近代芸術から現代芸術への進化を意味しているといえるだろう。クレイグは、それをこの上演で実践していたのである。 |
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