言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 『曖昧アクセント』の通時的位置付けについて
執筆形態 単著
掲載誌名 Fons Linguae
掲載区分国内
出版社・発行元 関西外国語大学大学院研 究論集委員会(編)
巻・号・頁 15,21-46頁
総ページ数 25
概要 本稿では、日本語諸方言アクセントの成立において、‘一型化する直前の状態’ とみなされてきた曖昧アクセントの通時的位置付けに着目し、その問題点を指摘。そして、小泉 (1998) で提案された「一型アクセント祖形説」 に従い、新たな観点から「曖昧アクセント」の通時的位置付けを考察する。具体的には、曖昧アクセントは‘一型化する直前の状態’ではなく、‘接触する周辺のアクセント体系を認識しようとする過程’ にあるということを主張した。