言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 地上の果て、暴力の果て
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 桜美林世界文学 |
概要 | 金史良の『土城廊』という作品は植民地期の朝鮮社会に遍満する暴力作用を徹底して問題化している。登場する人物だけでなく、彼・彼女らが行動する空間そのもの、そして物語の背景にあたる自然までもが、さまざまな暴力が拮抗する節として描かれているのである。本論文では、朝鮮社会の暴力連鎖の末端がどのように文学的に形象化されているのかを、テクストの深読みを通して明らかにする。 |
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