言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 歴史教育における風刺画教材活用についての一考察-ビゴー風刺画『魚釣り遊び』を中心に-
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教職課程年報 |
出版社・発行元 | 桜美林大学 |
巻・号・頁 | (3),15~23頁 |
概要 | P.15~23。本稿では、ビゴーの「魚釣り遊び」を中心に、小・中・高の歴史教科書にどのように取り上げられているか、またそこにはいかなる課題が潜んでおり、どのように読み解く思考が必要とされるかを検討し、この風刺画をどのように読み解くことができ、歴史教育の教材としていかに活用していくべきかを考察した。その結果、「いつ」「どこで」「何のために」「誰が」「誰に向けて」描いたかの発問を大切にし、「『かき手の思考』へと発展」させる指導展開が必要だと結論づけた。また、当時の国際関係やその変化を考えさせることで、生徒の歴史的な思考を深め、ビゴーの思想により深く迫っていく学習展開につながっていくことを展望した。 |
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