言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/07 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | Semi-Colonに関する考察-原作とGraded Readerとの比較-
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『レオルニアン』 |
出版社・発行元 | 日本英語教育英学会研究部会 |
巻・号・頁 | (11),23-37頁 |
概要 | 小説“Pride and Prejudice”と英語学習者向けに書き換えられたGraded Reader(以下GRと記す)を分析対象とし、semicolonで書かれている箇所が、GRではどのように置き換えられているのかを考察した。原作で用いられているsemicolonは、話し言葉のリズムと雰囲気を示す役割を担っているが、GRではその部分をperiodで文を区切り、接続詞を用いて、新たな文を始めているため、原作で表されているリズムや雰囲気が伝わらない。このように、semicolonは小説でのsemicolonは読みやすい文体を実現するため、また会話の場面であればリズムや雰囲気を表す手段として用いられているが、英語学習者はsemicolonが文中で表す意味や役割を推測する必要があるため、GRでは用いられていないと言える。 |
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