言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/09 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 統語論―単語の二重分節を中心にして
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『一橋論叢』(『The Hitotsubashi Review』) |
巻・号・頁 | 124(4),42-51頁 |
概要 | 私たちが記憶する単語という実体と、そこに登録された情報を基に、単語は互いに繋ぎ合わされて文というメッセージが形成される。ここでは単語を中心として、それを形成する音と、それが形成する文とを区別して「二重分節」と呼ぶ。品詞情報はその単語の内部構造と、それが配列される文の構造を念頭において与えられるものである。こうした情報を持った単語と単語が結ぶ関係は大きく、並列、連体、連用の三つに分類可能だが、これらの関係の繰り返しとして形成された文は場面の中で、さまざまな意味を持つ。統語論独自の領域と,意味論および運用論との限界を素描する。
B5判 |
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