言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2007/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | A claim-of-reanalysis token e?/e- within other repair sequence structures in Japanese conversation
日本語会話の他者修正の連鎖構造にみられる「え?」の使用について
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執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | McGloin, Naomi H. and Junko Mori (Eds.) Japanese/Korean Linguistics |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | CSLI-JK |
巻・号・頁 | (15),pp.121-134 |
概要 | 本稿は,日本語の自然会話に現れる repair initiator としての「え」の役割について,Conversation Analysis (Sacks et al., 1974) の枠組みで分析した.特に,other-initiated repair sequence の中に起こる「え」の使用に焦点を当てて考察した.具体的には,「え」で始まるrepairは問題の発話から遅れて起こるという特徴を持つ.これは「え」で始まるrepairでは,問題の発話について話者が一度認識するものの,再度それについて分析をするためと考える.本稿はこのような「え」による話者の行為を「再分析の示唆」として議論した. |
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